鶴嶺神社には、亀寿姫(=持明院様・じめさぁ)が御祭神の1人としてまつられています。女性の美と知を育み守る神様として崇められる亀寿姫は豊臣秀吉に人質としてとらわれていましたが、その秀吉が驚くほどの美貌であったといわれています。また心優しく聡明な人柄から、良妻賢母の鑑として敬われていました。鶴嶺神社には今でも、理想の女性像に近づきたいという思いを持つ女性が多く参拝に訪れます。
鶴嶺神社では亀寿姫のようになれますようにとの願いを込めた美人御守や紅御守といった授与品も御座います。参拝の際には是非、社務所へお立ち寄り下さいませ。
鶴嶺神社には、島津図書頭忠長、鎌田出雲守政近、比志島紀伊守国貞、伊集院下野守久治、そして伊勢兵部少輔貞昌の5名の家老が従神として祀られています。
鶴嶺神社には島津氏歴代藩主らへ殉死した殉死者45名(以下記載)も、祀られています。
奈良原助八満、中篠次郎左衛門政義、満留郷八左衛門忠実、井尻神カ坊、平田治部少輔純貞、入道純喜、新納式部少輔忠朝、村岡豊前、山ロ対馬、肥後権之重盛秀、武彦左衛門延為、新原藤左衛門、田尻小吉種春、吉井佐渡、市来清左衛門、赤塚吉右衛門重増、岡本讃岐、春田佐渡、染川源之丞、浜田民部左衛門経重、法印仙朝房覚霊、木脇刑部左衛門祐秀、池田六左衛門貞秀、藤井休助、入枝佐五右衛門、新納刑部少輔久治、蘭牟田縫殿助、椎原与右衛門国林、山路後藤兵衛種清、桐野治部左衛門利義、坂元番左衛門頼逸、原蔵人、折田和泉、色紙調兵衛、田中三右衛門、山本勘左衛門親匡、鬼塚三蔵、平田大久坊宗如、山田大泉坊勢弁、有川久右衛門、鎌田豊前、渡辺安房綱、寺原早介重幸、愛甲次右衛門廉宗、高山備後、谷山宮内左衛門。